ストックフォトって知ってる?
お小遣い稼ぎが出来る!みたいなやつでしょ?
うん。テレビとかでも在宅で副業ができるとかって紹介されてることがあるよね。
そういうのって、なんか怪しそう!
そういうイメージ持つ人もいるかも知れないけど、正しく情報が伝わってないと思うんだよね。
そなの?
そもそも、ストックフォトが何なのか?っていうところから説明したいと思うんだけど、いいかな?
そんなに説明したいんだったら、聞いてあげなくもないわよ。
わかりやすく教えてよね!
それでは、ストックフォトが何なのか?なぜ、副業として紹介されているのか?
基本的なところから解説していきたいと思います。
ストックフォトは、英語にすると「Stock Photo」と書きますが、直訳すると文字どおり写真を蓄えておく場所という意味です。
実際には、写真を蓄えておいて利用者に提供するサービスのことを指します。
現在のようにインターネットやデジタルカメラが普及していなかった頃は、レンタルポジ(レンポジ)、貸しポジ、レンタルフォトとなどと呼ばれていました。
出版物や広告などで使用する写真は毎回自前で撮影して用意するのは現実的に不可能です。
そこで、様々な写真のフィルム(ポジフィルム)を貸し出す業者が必要だったというわけです。
利用者は、カタログなどで必要な写真を探し、フィルムの貸し出し業者に依頼してフィルムを借りて印刷物に使用していました。
今は、高画質なデジタルデータ(JPEG 等)で写真は扱えますし、インターネットからダウンロードすることも簡単にできます。
そうして、以前のフィルムを貸し出ししていたアナログなサービスが、時代の変遷にともなってストックフォト サービスに移り変わったという背景があります。
なので、ストックフォト サービスそのものは目新しいものでもなく、怪しげな胡散臭いサービスでもありません。
レンタルポジと呼ばれていた頃は、広告代理店や、出版社などのプロのみが利用していたサービスでしたが、今はインターネットを通じてプロも、個人も、誰でも自由に利用できるサービスとなっているのです。
ストックフォトのサービスについて具体的に説明します。
ストックフォトには、ジャンルも、被写体もさまざまな写真が数十万点、数百万点以上掲載されています。
これほどたくさんの写真は誰が撮影しているのでしょうか?
それは、プロ、アマ問わず、ストックフォトを提供している会社(サービス)に登録をしたカメラマンさんたちが、自分で撮影したものをそれぞれアップロードして登録しているのです。
ストックフォトを提供している会社(サービス)に登録をしたカメラマン のことを「クリエイター」と呼びます。
多くの場合、「クリエイター」 として登録するのに特別な資格などは必要ありません。
どなたでも自由に無料で登録できます。
大まかな流れを書くと、以下のようになります。
ストックフォトを運営する会社(サービス)にクリエイターとして登録。
クリエイター自身が撮影した写真を、ストックフォトにアップロードして提供します。
利用者が、ストックフォトから目的に合った写真を探して、ダウンロード・購入します。
写真が、 ダウンロード・購入 されると、その写真を撮影したクリエイターに報酬料が支払われます。
プロカメラマンでもない一般の人は、自分が撮影した写真を販売するような手段を持っていません。
ですが、ストックフォトにクリエイターとして写真をアップロードすることで収入になる手段を得られるのです。
本業とは別に、休日などに撮り溜めた写真で収入を得られることから、副業として取り組んでいる方も多いというわけです。
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